ウォーキングが消費カロリーの多い優れた有酸素運動であることは、よく知られていますね。
また、有酸素運動で脂肪を燃やし、消費カロリーをアップするためには少なくとも20分以上続けなければいけない、と言われていることも、特にダイエット中の人ならご存知でしょう。
ウォーキングの成人が1日の歩数の目安は1万歩といわれています。歩数1万歩の消費カロリーは200〜300キロカロリーに相当しますので運動量としても適当です。ウォーキングとして1分間を100歩のペースで歩けば約3.3kcalが消費される計算です。続けて30分ウォーキングすれば、3000歩となり、約100kcalが消費カロリーとなります。
脂肪1sあたりのカロリーは約9000kcalですから、脂肪は約20%の水分を含むので7200kcal、カロリーを消費すれば脂肪を1s減らすことが出来ます。例えば、体重60キロの人が時速6キロのウォーキングを1日30分すれば、1日で120kcalが消費カロリーになります。
この計算で行くと脂肪を1kg減らすために、毎日のウォーキングを30分、60日間続けたらいいことになります。消費カロリーの計算上の目安にして考えてください。
ウォーキングの歩き方による消費カロリーの違いを体重60kgの人で計算してみると、普通、意識しないで普通に歩く場合は3.3kcal、ブラブラ歩く散歩では、毎分2.7 kcal、大またでサッサッと歩く 4.2 kcal、が消費カロリーの目安となっています。
ウォーキングがダイエットが目的の場合、ウォーキングの正しい歩き方をすれば、消費カロリーが多く脂肪燃焼効果が高いことになります。
では、ウォーキングのような有酸素運動によってどのようにして脂肪が燃やされカロリーが消費されるのでしょうか。
人間が運動をすると、始めは血液中や筋肉中の糖分を筋肉を動かすエネルギーとして使いカロリーが消費されます。それがなくなると、肝臓から筋肉の収縮に必要な成分(ATP:アデノシン三燐酸)が供給され消費されるのですが、それも貯蔵分を使ってしまうとなくなってしまいます。
この肝臓貯蔵分がなくなるまでの時間がおよそ20分間なのです。すると、肝臓は体脂肪を糖分に変換し、筋肉を動かすためにATPの供給を続けるため、脂肪を燃焼できるのです。
そのため、ウォーキングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼し、消費カロリーを多くするためには20分以上、できれば30分間が目標となります。効率よく脂肪を燃やし、消費カロリーをアップするためには、血流を盛んにしておくことが必要です。
ウォーキングを行なう前に、十分なウォーミングアップをして血流をよくしておくことが大切で、十分なウォーミングアップができていれば、1回に10分のウォーキングを3回に分けて行なっても効果があり、消費カロリーも多いとも言われています。
始めから「30分間歩こう」と気合を入れて、結局続かなければ意味がありません。ダイエットでも健康維持でも、ウォーキングを継続してこそ効果があるものです。消費カロリーを多くするには、無理せず、徐々に時間を増やし、最終的に30分以上を目標にして歩き出してみてください。