変形性膝関節痛(へんけいせいしつかんせつつう)という言葉を知っていますか?
膝をまげたり、体重をかけることができない!階段を下りるのがつらい!これは、変形性膝関節痛の人が、まず一番初めに訴える症状なんです。
変形性膝関節痛は、なぜ起こるのでしょうか?変形性膝関節痛の原因とは?
膝は、太ももの骨とすねの骨の間の連結部で、この2つの骨と膝蓋骨、軟骨や靭帯などによって成り立っています。膝関節は曲げたり、伸ばしたり、適度にねじったりする動きに加えて、体重を受けながらも体のバランスをとるという複雑な働きをしています。これだけの負担をかけているため、通常の生活をしているだけでも加齢によって消耗が進みます。特に、骨と骨の間クッションの役割をする軟骨は、老化とともに弾力を失いもろくなりやすいのです。体重の増加や激しい運動で膝への荷重が増加すると、軟骨はしだいにすり減ってきて、太ももの筋肉とすねの骨が直接ぶつかり合うようになります。変形性膝関節症は、こうして長い間使われてきた膝の軟骨が変形したり、すり減ってくるのが原因で起こる病気です。老化現象によって発生するといわれているということは、誰でもなる可能性がある疾患といえるのです。
膝の痛みをもたらす疾患は、慢性関節リウマチや、感染性関節痛など多数あります。これらの痛みのなかで、ツボ刺激によって効果があるのは、変形性膝関節痛といわれています。
膝眼(しつがん)は、膝を90度曲げたときに、皿の下の外側と内側にふたつのくぼみが外側と内側の膝眼です。この2つのツボを集中して刺激しましょう。膝の皿の周辺を温めてマッサージし、膝眼という足ツボを刺激します。ツボに灸をすえると膝が軽くなるのがわかります。
変形性膝関節痛は軟骨の変形や痛みが激しい場合には手術をしなければなりませんが、膝周辺の筋肉を鍛えることで、その症状が軽くなることが出来ます。膝のストレッチは膝関節を柔軟にするため大切です。ストレッチの仕方は、股関節とふとももの裏側を伸ばします。両手で肩ひざを抱え、ゆっくりと胸に近づけます。楽に呼吸ができるところで静止します。しばらく15秒から30秒のあいだ、じっとそのままの姿勢を維持します。このとき、頭と腰が浮いてしまわないようにしてください。痛みがひどいときには無理はせず、出来る範囲で行うようにしましょう。
また、変形性膝関節痛の場合、膝や腰になるべく負担をかけないようにすることも重要な治療となります。また、硬いアスファルトの道路の上を長く歩いたり、ジョギングするのも避けるほうがいいと思います。膝に負担がかかりにくい運動で積極的に太ももの前の筋肉を鍛えるようにすると、老化で弱った足腰をサポートすることができます。太りすぎの方は、膝の負担を軽くするために減量も必要かもしれません。是非、毎日のトレーニングとあわせ、足ツボ刺激を日課にしてみてください。